福島市でいつも工事でお世話になっているビジネスホテル様で、
設計士さんによる建物の定期診断が行われ、改善箇所がいくつかの指摘がありました。
今回はその中の1つで、建物の外壁が経年の劣化によりひび割れが起きている部分の修繕工事の内容をご紹介したいと思います。
建物の外壁のひび割れはこのようになっていました。
【外壁のひび割れ状況】
外壁に発生したひび割れの状況です。
約2~3ミリ幅のヒビ割れがあちらこちらに発生しています。
修繕内容としては、
1.ひび割れ箇所を電動工具を使い、ヒビをなぞるように削っていく。
2.削り落とした部分に変性シリコーン材を充填していく。
3.変性シリコーン材が固まったら、修繕箇所を目立たなくするため塗料を塗りぼかす。
という工程で作業を進めていきます。
まずはグラインダーを使ってひび割れを削る作業です。
【カッター入れ状況】
変性シリコーン材を充填するために、電動カッターでひび割れを削っています。
表面に出ているヒビを削ると、中はこんな感じになります。
【カット部分アップ写真】
ひび割れを削った部分のアップ写真です。
削った溝の中にもヒビが割れているのが分ります。
つまりひび割れは外壁の表面にだけ出るのではなく、
中にもひび割れがあるので雨水が中に入り外壁を傷めてしまう原因になります。
【ひび割れカット完了】
全てのヒビ割れ部分のカッター入れが完了し、次は変性シリコーン材の充填作業に入っていきます。
次回は充填作業からの内容をご紹介したいと思います。
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