福島市笹木野のお客様宅で、自動車の衝突事故により行っている塀の修繕工事のご紹介です。
前回までは衝突により倒壊しそうなブロックの撤去、ずれてしまった歩車道ブロックの設置直し、
新しく化粧ブロックを積み直した内容までご紹介しましたが、今回は最終の「仕上げ工事」の
作業内容についてご紹介したいと思います。
前回の最終工程は
【ブロック積み完了】
新しい化粧ブロックの積み直しが完了したところまでで終わりました。
この状態からアルミフェンスの柱埋め込み、アルミフェンスの取付と仕上げ工事に入ります。
【柱埋め込み状況】
化粧コンクリートブロックを積んで、モルタルが固まり硬化する養生期間をしっかりととりました。
この後はフェンスを取り付けるための柱を、ブロックの穴に入れてモルタルを充填していきます。
コンクリートブロックにはもともとフェンスの柱の間隔に穴が開いているため、
新しく穴をあけるなどの必要もなく、開いている穴を利用して柱を建てていきます。
また一番上の部分はモルタルを入れて平滑に出来るようになっており、倒壊防止など強度を上げるために
横にも鉄筋を入れてモルタルで平らにしていきます。
【フェンス取付】
柱の部分が固まったら、縦格子のアルミフェンスを固定していき完了です。
交換しない部分のフェンスと同色、同形の部材を探して取付したので違和感も全くありません。
【工事完了】
修繕工事のすべての工程が完了しました!
ずれていた歩車道ブロックは頑丈にモルタルで固定し、真ん中から壊れて分断されていたフェンスも
しっかりと繋がって復旧しました。
化粧コンクリートブロックも既存と同色・同形のものを使用したので、既存との接続部分も気になりません。
仕上がりも、お客様が満足していただける修繕工事となりました。